JGAP(畜産)について
JGAP(畜産)の審査基準は、持続可能な農場経営への取り組みに重要となる、食品安全を始め、家畜の健康(家畜衛生)や快適な飼育環境への配慮(アニマルウェルフェア)、労働者の安全対策、環境保全など、全部で113にもおよぶ項目があります。
対象品目
認証農場は、それぞれの農場によって認証されている家畜・畜産物が異なります。JGAPで対象としている家畜・畜産物は「牛」、「豚」、「鶏」と、「牛の乳(生乳)」、「鶏卵」です。
JGAPでは対象としている家畜や畜産物を品目といいます。
JGAP指導員(畜産)
指導員とは、農場が認証を取得・継続するために支援・助言をする人をいいます。
JGAP家畜・畜産物の基本的なことを学ぶ研修「JGAP指導員基礎研修(畜産)」に合格した人は、協会に指導員として登録されます。
さらに、複数の指導実績を持ち、団体認証に関する知識を持ったJGAP指導員は申請するとJGAP上級指導員として登録することができます。
指導員資格を維持するためには、JGAPに関する最新知識を習得し続ける必要があります。
JGAP審査員(畜産)
審査員とは、農場(団体)の認証審査を実施する人をいいます。
審査員には、次の3つの段階があります。
- 上級審査員
ひとりで農場+団体事務局の審査ができる - 審査員
ひとりで農場審査ができる。
上級審査員立会いのもと、団体事務局の審査ができる - 審査員補
審査員または上級審査員立会いのもと、農場の審査ができる
審査員になるためには、学歴や研修受講などの要件があります。
詳細は「審査員登録の細則」をご覧ください。
JGAP認証の表示方法
認証農場やJGAP認証農場産の畜産物に、JGAP表示をする方法のひとつがロゴマークです。
使用するには、協会に申請し、許諾を得る必要があります。
申請手続き、使用条件、手数料などの詳細は、「JGAPロゴマーク使用の細則」で定めています。
JGAP認証農場ロゴマーク
JGAPを取得したこと農場であることを表す
JGAP認証農場・団体が使用することができる
<使用範囲>
名刺、ウェブサイト、パンフレット、看板、
展示会等で使用するパネル等の販促資材
JGAP農畜産物使用ロゴマーク
JGAP認証農場で生産された認証家畜・畜産物を使った肉(牛肉、豚肉、鶏肉)、牛乳、卵などの商品・加工品であることを表す
<使用範囲>
商品の包装・梱包資材
商品のウェブサイト、パンフレットなどの販促資材
ロゴマークを使用しない表示
ロゴマークを使用せずに認証について表現することは可能です。
その場合は、購買者に認証範囲や、認証品目の誤認を与えないよう注意してください。
消費者向け広報ツール
家畜・畜産物に関する消費者向け広報ツールは全部で3種類あります。
認証農場の取り組みや、ロゴマークについてわかりやすく説明した内容となっております。
広報ツールはダウンロード可能となっておりますので、畜産物を販売される際などに、ぜひご活用ください。
チラシ(A4サイズ)
リーフレット(2つ折りA6サイズ)
POP(A7サイズ)
※チラシ、リーフレットをご希望の方は、申込書に必要事項をご記入のうえ、メールまたはFAXでお送りください。