ASIAGAP が求める農場管理

農場管理の具体例

農場経営管理

農場の方針の決定と周知

ASIAGAPの求める農場管理の一つに「農場の方針の決定と周知」があります。
農場の方針は、農場で働く方(構成員)が、同じ目標を持ち、同じ方向性で業務を行うために重要なポイントとなります。


農場の組織体制

農場の組織体制を明確化し、必要な資質、権限を明確化します。


(参考資料)圃場地図とリスク評価

ほ場地図や施設の地図を作成します。これは農場管理の基礎となるとともに、近隣からのリスクを確認するために必要となります。

(例)圃場地図

経営者による見直し

経営者は年に1回以上、ASIAGAPの実践の結果を見直して改善を指示する必要があります。
このため農場は継続的に改善され、ASIAGAPが要求する管理状態を保つことができます。

(参考)経営者による見直しリスト

整理整頓

農場管理で要求される項目に「整理整頓」があります。
一見、農産物の品質管理と関連がなさそうな項目ですが、整理整頓はASIAGAP実践の大きなポイントであり、すべての管理の基本です。
整理整頓により衛生的な管理、効率的な作業につながります。

整理整頓された倉庫(原図:北海道上川農業改良普及センター)