ASIAGAP について

GAPとは

「GAP」とは「Good Agricultural Practice」の略です。よく「農業生産工程管理」と翻訳されます。

【参考:FAO(国連食糧農業機関)の定義】
GAPとは、農業生産の環境的、経済的及び社会的な持続性に向けた取り組みであり、結果として安全で品質の良い食用及び非食用の農産物をもたらすものである (農水省仮訳)

東京2020の食材調達基準に採用されました

GAPは東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の食材調達基準にもなっています。大会の組織委員会が決定しました。
オリンピック組織委員会(IOC)が運営計画・調達コードの両方に「持続可能性」を重視したことが要因です。

資料:IOCの運営計画・調達コード(抜粋)
持続可能性に配慮した運営計画 フレームワーク(2016年1月)
  1. 気候変動、資源管理、水・緑・生物多様性、人権・労働・公正な事業慣行等への配慮、参加・協働
  2. ISO20121(Event Sustainability Management System)の導入
持続可能性に配慮した調達コード 基本原則(2016年1月)
  1. 組織委員会が調達する全ての物品・サービス及びライセンス製品が対象

世界中にあるGAP

世界にはさまざまなGAPがあります。
農業や商取引等の事情を踏まえたGAPが世界各国・地域にあり、こちらに挙げたものはその一例です。バイヤーが求めるGAPの認証を取ることが販路の拡大につながります。