GAP Japan 2019: テーマ「ASIAGAP、JGAPの最前線」

開催趣旨

ASIAGAPは、昨年秋にGFSIの承認をアジアのGAP認証プログラムとして、初めて取得しました。また、12年の運用の歴史を持つJGAPは、日本の標準GAPとして引き続き多くの支持を受けており、両者をあわせた認証農場数は着実な増加を続けています。このように多くの関係者のGAPへの認知度と取組への意欲が高まっている中で、更なる取り組みの広がりに向けた課題も出てきています。 そのようなGAPをめぐる最前線の現状と課題を明らかにし、一層のGAPの拡大と定着に向けて本シンポジウムを開催します。

開催概要

[日 時] 2019年10月9日(水) 13時から17時30分
[場 所] 東京大学 弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
[主 催] 一般財団法人日本GAP協会
[協 賛] アグリコミュニケーションズ、アリスタライフサイエンス、つくば分析センター、農業支援センター、フリーデン、ローソン
[後 援] 農林水産省、日本政策金融公庫、日本農業普及学会、日本フードシステム学会、世界緑茶協会、全国茶生産団体連合会、全国農業会議所、全国農業改良普及支援協会、全国肥料商連合会、日本食農連携機構、日本茶業中央会、日本適合性認定協会、日本農業法人協会、
日本プロ農業総合支援機構

【 日本GAP協会 会員特典 】

プログラム

主催者挨拶

針原 寿朗 日本GAP協会評議員

ASIAGAPおよびJGAPの到達点と今後

松井 俊一 日本GAP協会 代表理事専務

農林水産省のGAP普及推進施策の概要

鈴木 良典 農林水産省大臣官房兼生産局 生産振興審議官

2020年以降の農と食に関するレガシー

① 2020年を契機としたケータリング事業者への役割期待
・紅林 利弥 エームサービス株式会社 執行役員 グローバルイベント推進部担当

② 2020年に向けた取組
・勝野 美江 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 企画・推進統括官

③ ミニトーク:東京2020大会のレガシーと給食事業者としてのGAP活用の可能性
・紅林 利弥、勝野 美江、荻野 宏(日本GAP協会事務局長)

JGAP家畜・畜産物の認証を取得した農業高校の取組

農業高校初!JGAP家畜・畜産物認証への取組
三輪 進 三重県立相可高等学校生産経済科 教諭

GAP指導の最前線

① JAグループGAP支援チームの取組
城向 孝洋 全国農業協同組合中央会 営農・くらし支援部営農担い手支援課 アドバイザー

② パネルディスカッション:GAP指導のノウハウと課題 ~良いGAP指導とは~

[パネラー]

城向 孝洋
全国農業協同組合中央会 営農・くらし支援部営農担い手支援課 アドバイザー

小池 甲
新潟県農林水産部農産園芸課生産環境係 主査

中川 宏昭
株式会社アルトスケープ

[モデレーター]

武田 泰明
認定NPO法人GAP総合研究所専務理事

GAP普及大賞

GAP普及大賞とは「この1年間で最もGAPの普及に貢献した取組事例を表彰するもの」です。

≪GAP普及大賞 2019 受賞事例 / 受賞者≫

グランイート銀座「全国の認証農場の食材を集めたレストランによるGAP認知度向上への取組」

北海道中標津農業高等学校「GAPを学ぶ中で、地域農業の課題解決につながる手法を考案したチャレンジ」

参考資料

日本GAP協会

  • ASIAGAP・JGAP認証数および認証農場数の推移
  • 都道府県別ASIAGAPおよびJGAP指導員数

農林水産省

  • GAP(農業生産工程管理)をめぐる情勢
  • (参考資料)GAPの取組・認証取得の拡大に向けて
  • 畜産における生産工程管理(GAP)をめぐる情勢
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