2023年10月2日

『GAP Japan アワード 2023』 決定!(10/2 受賞コメント追加)

GAPの普及等に貢献する多様な活動、普及・指導や認証生産物の消費拡大に貢献した事業者(会社)および個人、農場・団体、JAによる取り組みを表彰する『 GAP Japan アワード 』、今年2023のアワード受賞者が決定いたしました!

たくさんのご応募、ありがとうございました。

コストコホールセールジャパン株式会社

GAP を調達基準に位置付けてサステナビリティに配慮した調達を推進

世界第3 位の小売業(Costco Wholesale Corporation として)であるコストコホールセールジャパン(株)は、GAP を必須とするグローバルの調達基準を日本にローカライズし、GAP 認証農産物の調達100%を目指して取り組みを続け、日本の生産者数で50%を超えるところまでに到達しました。これは、持続可能性(サステナビリティ)に配慮した商品を調達することが企業の責任であるとして、真摯な取り組みを続けてきた結果です。
この取り組みは日本におけるGAP 認証農場の大幅な増加をもたらすとともに、店頭での販売に加え、広報活動を通じ、多数の消費者に対しGAP が持続可能性に資するものであることを浸透させることにもつながっています。このことがGAP Japanアワードに相応しいと高く評価されました。

受賞コメント

この度はGAP Japanアワード2023を賜り、誠に光栄に存じます。
当社では販売する全ての農産物がJGAPまたはGFSI認証を取得した生産者から供給されることを目標に掲げ、2016年よりGAP推進の取り組みを進めて参りました。GAP認証取得により、お客様に安全安心な農産物を提供するだけでなく、持続可能な社会の実現にも貢献できるものと考えています。
今回の受賞を励みとし、今後もサプライヤー様のご協力を賜りながら、目標達成に向けた取り組みを推進して参ります。

徳島県農林水産部畜産振興課

「JGAP畜産」認証取得を必須要件とした地域ブランド牛の創設 -徳島県 とくしま三ツ星ビーフ-

徳島県では、経済のグローバル化等を踏まえた安全・安心な県産畜産物の活性化等を考慮し、海外輸出を積極的に進めるため、令和元年度にJGAPを必須要件とした「とくしま三ツ星ビーフ」を創設しました。JGAP認証がブランドの高付加価値化に繋がるものと捉え、「とくしま三ツ星ビーフ」を国内外の大消費地での販路拡大活動や海外輸出等の認知度向上に取り組んでいます。
この取り組みは、他の多くが肉質や等級に偏ったブランド作りとなっていることに対し、その牛が育った環境や牧場の価値に着目している点が新しく、そこにJGAP認証を活用している先進的な取り組みです。この取り組みは積極的な広報活動も相まって農産・畜産を通じてのJGAPの新たな活用法を切り拓いており、このことがGAP Japanアワードに相応しいと高く評価されました。

受賞コメント

この度は栄誉ある『GAP Japan アワード 』を頂戴し、誠に光栄に思います。
JGAPを必須要件とした本県のブランド牛「とくしま三ツ星ビーフ」が評価されたことは、生産者、流通事業者、行政他関係機関の方々が官民一体となり、認知度向上や消費拡大活動に取り組んできた成果だと実感しております。
今後も「とくしま三ツ星ビーフ」を「生産者の顔が見えるブランド」として発信することにより、GAPの更なる普及促進に繋がればと思います。