2017年9月26日 「GAP Japan 2017 -日本のGAPの今が分かる-」
企画目的
食料・農業・農村基本計画をはじめ、近年策定される農政の多数の基本文書においてGAPの推進が位置付けられており、さらに本年5月に出された自民党の提言においては、GAP認証を平成31年度末までに現状の3倍以上とすることを目指すと明示されるなど、GAPの普及は日本農業の喫緊の課題としてクローズアップされています。
そのような状況の中、GAPに対する意欲はかつてない程の高まりをみせており、認証取得や指導者の育成に向けた取組が全国各地で盛んになってきています。
本シンポジウムでは、そのようなGAPをめぐる最新の動向を総括し、さらに今後のGAP普及のあり方に関する新たな方向を示していくために開催します。
主催 | 一般財団法人日本GAP協会 |
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共催 | 認定NPO法人アジアGAP総合研究所 |
日時 | 2017年9月26日(火) 13時から17時30分 |
場所 | 東京大学 弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内) |
後援 | 農林水産省、日本政策金融公庫、日本農業普及学会、日本フードシステム学会、世界緑茶協会、全国茶生産団体連合会、全国農業会議所、全国農業改良普及支援協会、全国肥料商連合会、日本食農連携機構、日本茶業中央会、日本適合性認定協会、日本農業法人協会、日本プロ農業総合支援機構、日本料理アカデミー、野村アグリプランニング&アドバイザリー |
協賛 | アグリコミュニケーションズ、アグリフューチャージャパン、ソリマチ、つくば分析センター、日本能率協会、バイエルクロップサイエンス、ベジテック |
参加費 | 5000円/1名 ※終了後懇親会(5000円/1名、場所:農学部アブルボア) |
プログラム
挨拶
主催者代表
荘林幹太郎 日本GAP協会 代表理事
来賓
鈴木良典 農林水産省生産局 生産振興審議官
オープニング
「GAPは進化する -深めるASIAGAP、広げる家畜・畜産物GAP-」
日本GAP協会理事会
基調講演
「フードチェーンとGAP・HACCP」
中嶋康博 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
農業及び食品製造において、HACCPベースで農場から食卓までを一貫してとらえていく国際的な潮流への対応として、今後の方向性を読み解き、解説します。
GAP普及大賞 2017 表彰式と受賞者の記念講演
GAP普及大賞とは、「最もGAP普及に貢献した取組事例を表彰するもの」です。
≪GAP普及大賞 2017 受賞事例 / 受賞者≫
JAグループの連携による圧倒的なスケールでのGAP普及
<受賞者>JA鹿児島県経済連
(選考委員)
岩元明久 (日本農業普及学会 副会長)
田口光弘 (農研機構 北海道農業研究センター 主任研究員)
伊與田竜 (北海道 網走農業改良普及センター 主任普及指導員)
トークセッション
ここではGAPに関係する様々なステークホルダーの方々に参集頂き、GAPとの関わりや期待、今後の取組方向などを語って頂きます。
トークセッション①:生産者・団体とGAP
[パネラー]
鈴木良典
農林水産省生産局 生産振興審議官
立石幸一
全国農業協同組合連合会 参事
山田敏之
公益社団法人日本農業法人協会 会長
[モデレーター]
荻野宏
一般財団法人日本GAP協会 事務局長
トークセッション②:流通業者とGAP
[パネラー]
岸克樹
イオンリテール株式会社 グループ品質管理部 部長
久留原昌彦
アイワイフーズ株式会社
営業本部青果事業部 総括マネージャー
阪下利久
オイシックスドット大地株式会社 SCM本部商品本部
下澤洋
株式会社ローソン 商品本部農業推進部 部長
馬瀬口大助
コストコホールセールジャパン株式会社
商品購買部フレッシュフーズ 商品本部長
[モデレーター]
武田泰明認定NPO法人アジアGAP総合研究所 専務理事