2026年6月30日
JGAP認証農場の総圃場面積が拡大ー青果物は約2万ha、前年から2割増加ー
一般財団法人日本GAP協会は、食の安全やSDGsに取り組む農場に与えられる、JGAP認証の2026年3月末時点における集計結果を公表しました。
JGAP農産(青果物、穀物、茶)認証農場の総圃場面積は40,651haとなり、前年の36,448haから増加しました。
青果物の圃場面積は年々増加しており、前年から2割増加しました。
認証農場数は4,757農場、認証数は1,737件となり、いずれも前年からわずかに減少しました。
一方、参考値として集計した農産分野の総圃場面積は拡大しており、認証農場の規模拡大が進んでいることがうかがえます。
参考までに、農林水産省「令和7年耕地及び作付面積統計」によると、茶栽培面積は33,400haとなっています。
これに対し、2026年3月末時点のJGAP認証茶圃場面積は7,615haであり、単純に比較すると日本の茶栽培面積の約2割に相当します。
※圃場面積は、JGAPの審査を行う認証機関からの報告を基に集計しています。
青果物の圃場面積は毎年増加
JGAP農産分野の総圃場面積は、集計を開始した2018年の13,267haから2026年の40,651haへ拡大しており、長期的に増加傾向にあります。
特に、青果物の圃場面積は毎年増加しており、2018年の3,221haから、2026年には19,915haへと拡大しました。
これらの結果から、JGAP認証青果物の供給力は着実に拡大していることがうかがえます。
背景には、大手小売業・外食企業によるGAP認証青果物の調達推進があります。
生食で消費されることが多い青果物では、GAPによる食品安全リスクの低減効果が評価され、調達促進の要因となっています。
さらに、近年注目が高まっている環境保全や人権尊重といったGAPの持続可能性への取り組みを食品事業者が評価していることも、青果物の圃場面積拡大を後押ししています。
1農場あたりの平均圃場面積も増加傾向にあります。
2026年3月末時点では、穀物38.8ha、青果物7.8ha、茶4.7haとなりました。
JGAPは、農業現場における持続可能な取り組みを第三者による審査を通じて確認する仕組みとして、農場経営の改善や取引先からの信頼確保に活用されています。
日本GAP協会は、今後もJGAPの普及を通じて、安全・安心で持続可能な農業の実現に貢献してまいります。

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