残留農薬検査は、全品目全使用農薬の成分についての実施が必要でしょうか。
使用した農薬の全成分の分析が必須というわけではありません。例えば、収穫直前に散布した農薬の残留のリスクが高いと想定される場合はその農薬について分析すればよい(1成分でもよい)ということになります。
また、全品目を毎年分析しなければならないわけではありません。例えば、今年はトマト、来年はきゅうり、再来年はナスと順番に検査するのでもかまいません。
要は農家が、分析する農薬成分や品目を選択した理由を説明できればよい、ということです。