農場が栽培・収穫を行い、JAが選果(農産物取扱い工程)する場合、JAも審査が必要ですか?

認証範囲をどの工程までとするかによって、対応が変わります。
認証範囲を収穫工程までとする場合、JAは認証の範囲外になります。したがって、農場が収穫工程まで管理点と適合基準に取組み、審査を受けることになります。
JGAP認証では、認証農産物に認証農場ロゴマークを貼付することができますが、この場合は、JAで選果・販売するため、農産物にJGAP認証農場ロゴマークを使用することはできません。

また、認証範囲を選果(農産物取扱い工程)までとする場合、JAは農産物取扱い工程の外部委託先として審査対象となります。ただし、選果場内においてASIAGAP/JGAP農場と非ASIAGAP/JGAP農場の農産物を識別管理していることが求められます。混ざってしまう場合は、農産物取扱い工程が認証範囲として認められません。

JAが審査を受諾しない場合は、収穫工程までの範囲で認証を取得することができます。