畜産の場合、洪水等による草地への汚水流入に対する対応はどうすればいいでしょうか。

※過去の技術レターについて対応する管理点をJGAP2022に変更し、内容も修正しました。

管理点と適合基準:JGAP2022 F1.3(技術レター2020年1月号)

①流入後に使用する水に対して

行政機関の指導・指示があるかどうかを確認し、指導・指示がある場合はそれに従ってください。

②草地に対して

管理点F1.3に基づき草地等の周辺からの汚染物質による影響の確認が必要になります。行政機関の指導・指示があるかどうかを確認し、指導・指示がある場合はそれに従ってください。
指導・指示が特にない場合には最終的に家畜衛生を確保するのは生産者の責任であることを認識した上でJGAP2022管理点F1.3の対策を行い、記録してください。

③審査について

自然災害だけでなく、家畜伝染病の発生等で農場の復興までに時間がかかり、審査を受けられない場合は2019年10月24日発行19JGF第 301号「災害等の不可抗力による認証継続に関する取扱い」に従い対応してください。日本GAP協会のウェブサイトより確認できます。

⇒HOME>ドキュメント (通知・レター類のところにあります)

「災害等の不可抗力による認証継続に関する取扱い」(https://jgap.jp/download/#JGAP_2_statement