微生物農薬などでラベルに温度が指定されている場合(例えば5度以下で保管など)、家庭用冷蔵庫や予冷庫で保管しても大丈夫ですか?
※過去の技術レターについて対応する管理点をJGAP2022に変更し、内容も修正しました。
管理点と適合基準:JGAP2022 C5.4.2(4),ASIAGAP 24.4.1(7)(技術レター2011年3月号)
生物農薬や導入天敵、フェロモン剤も農薬ですので、家庭用冷蔵庫や農産物用の予冷庫に保管することはできません。
JGAP2022管理点C5.4.3(6)で農薬が農産物やほかの資材に付着しない対策の実施が求められています。家庭用冷蔵庫や予冷庫を農薬保管庫と見なすならば、食品や農産物を入れない農薬専用の冷蔵庫とします。
温度指定がある農薬は、なるべく使用の直前に必要量を購入し使い切ることをお勧めします。