団体において生産工程が異なるサイト(「栽培・収穫工程」と「栽培・収穫工程、農産物取扱い工程」)が存在する場合の審査を実施するサンプル数の選定方法について(JGAP/ASIAGAP) 同じ団体において「栽培・収穫工程」を担うサイトと「栽培・収穫工程、農産物取扱い工程」を担うサイトがある場合には、審査するサイトのサンプル数はどのように選定されますか。

「栽培・収穫工程」を担うサイトと「栽培・収穫工程、農産物取扱い工程」を担うサイトを加えた数の平方根を切り上げた整数以上のサンプル数を選定することが原則となります(例1)。また、サンプリングするサイトは「栽培・収穫工程」を担うサイトと「栽培・収穫工程、農産物取扱い工程」を担うサイトのサイト数の割合が勘案されます。

なお、サンプル数は認証機関がリスク評価により、増やす必要があると判断する場合があります。

例1 サンプル数の選定例

・「栽培・収穫工程」:4サイト
・「栽培・収穫工程と農産物取扱い工程」:12サイト
合計サイト数:16サイト
⇒審査するサイトのサンプル数:4サイト(√16=4)

〇上記の場合のサンプリングするサイト数の例
「栽培・収穫工程」:1サイト
「栽培・収穫工程と農産物取扱い工程」:3サイト(実際のそれぞれの工程のサンプリング数は、リスク評価の結果や過去の審査経過等も勘案されるため、例のとおりにならない場合もあります。)